足と靴の外来とは

 足はあなたが生まれてから、これまでずっとあなたの身体を支え、歩行を担っています。この先も、ずっとあなたを支え続けます。
 靴があたって痛い、魚の目ができた、足が疲れやすいなどで症状が軽いうちは、何とかごまかし、ごまかし過ごしてしまいがちですが、この時点で、足の障害、疾患は既に存在し、徐々に進行していくことが多いのです。このため、この時点で、足のケアや、治療を開始すると満足のいく改善が得られる可能性が高いです。

 当クリニックでは、医師と、靴、インソールの専門家と、理学療法士がタイアップをして治療を行います。日常の足のケアのための運動等の指導、完全オーダーメイドのインソール(中敷き)の作成を行います。インソールも作りっぱなしではなく、定期的な検診を行います。

※診断によって、足と靴の外来、インソール作成は健康保険が適応となります。

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このような症状はありませんか?

 魚の目、タコ、外反母趾、内反小趾、偏平足、内反足、足~足底の痛み、どんな靴を買っても靴が当たって痛い、ふくらはぎが痛い、疲れる、膝の内側が痛い、靴がすぐにすり減る、シンスプリント、O脚等その他。足~膝にかけての疼痛、変形が適応となります。
 上記の症状は、インソールを履くことで改善または、緩和できます。また、インソールを履いて生活すると、骨盤の傾斜の変わり、腰痛が改善する方もいます。

このような症状の方におすすめします

インソール使用前と使用後の足底状態

  • 両足ともに足趾が使えて
    いないベタ足歩行。
    右足はアーチがくずれ
    扁平足となっている。
  • 踵から足がついていて
    足趾もしっかり使えている。
    右の扁平足も改善している。
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オーダーメイドインソールの特徴

 当クリニックでは、医師と義肢装具士、理学療法士が協力し患者さまにあったインソールを一から作成します。
 市販のインソールとの相違点は治療用なので完全オーダーメイドであることの他、治療が目的のため、健康保険が適応となること、医療専門の義肢装具士が作成すること、経過の中で修正、手直しといったアフターケアが可能なこと等があります。

※1 義肢装具士とは、国家資格の義肢装具士が医師の処方に基づき装具を作成します。

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足と靴外来、診察の流れ

医師担当(初診時)
※予約なしで受診できます

1.問診・診察

症状や誘因等の問診、触診などの診察を行います。

2.レントゲン

レントゲンで足などの骨の形状、アライメント等を確認します。

3.歩行のチェック

まずは歩き方や歩くときの癖等を観察し診断を行い、病態のある程度の把握をします。
(※病状が軽い場合は、リハビリ(理学訓練とテーピング、歩行指導)のみを行います。)

 

義肢装具士担当※インソール作成は予約が必要になります

4.フットプリント作成

足底の形状を見ます。

5.歩行解析、加重解析

床反力計の上を歩いてもらって、歩行、荷重分布のデーターをとります。

6.インソール作成

今までの検査データーと症状を元に、インソールを作成します。

 

医師・義肢装具士協同

7.最終チェックと装着

足底の形状を見ます。

8.一ヶ月・三ヶ月チェック

一ヶ月時点、三ヶ月時点での改善点、不具合をチェックし、必要であれば修繕します。

  • 扁平足特有のベタ足底で、浮き趾(指)になっている。

  • 踵から足を着いて足趾が整ってきたが、まだベタ歩きになっている。

  • 足裏全体がバランスの良い歩き方になり踵から蹴りだしまでスムースとなる。

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