アスリート外来 フットボールクリニック

サッカー専門スタッフが怪我した直後から競技復帰まで
サポート致します。

VISION

私たちの想い

スポーツに怪我はつきものと言いますが、対応を間違えると慢性化してしまったり、他の大きな怪我に繋がったりしてしまうこともあります。そのため的確な診断と状態に合わせた段階的なリハビリテーションが重要となります。

特にサッカーにおいては下肢の怪我が多いですが、腰など他の部位にもみられたり、上半身の使い方が下肢の怪我に繋がったりすることもあります。早期復帰や再発予防のためには、なぜその怪我をしたのか?
その怪我を治さないと他の部位にどんな影響があるか?
これらを理解してもらい、自分の身体を知って、自分でもケアできるように導くことが役割と感じています。

当院では、サッカーを始めたばかりのキッズから、プロを夢見る競技レベルの選手、いつまでもサッカーが好きで続けているシニアの方々まで、皆さんが楽しく全力でプレーできるようにサポートしていきたいと思います。

このようなお悩みは
ありませんか?

  • プレーをすると、足・腰が痛くなる
  • どこか違和感があって、全力で走れない
  • キックをする時、たまに股関節が痛い

これらは痛めた原因や個々の特性を探りつつ
身体の状態や使い方を考慮して
対応することが必要と考えられます。

症状によって対応が異なるため、選手とその環境に合わせて医師、理学療法士が連携する必要があります。

TROUBLE

よくある怪我

  • 腰椎分離症

    成長期に過剰な負荷量や腰部を捻じったり反らしたりする動作の繰り返しで、腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。早期診断による適切な対応が重要となります。

  • 鼠径部痛症候群
    (グロインペイン症候群)

    キックやダッシュなどの動作の繰り返しで鼠径部や股関節周辺に負担ががかかり、炎症や痛みが生じます。長谷部誠選手、中田英寿選手など

  • オスグッド・シュラッター病

    成長期にサッカーやバスケットなどジャンプやダッシュが多い運動で、膝前面の膝蓋腱付着部で炎症が起きたり、骨が剥がれたりすることもあります。

  • 肉ばなれ
    (特にハムストリング)

    筋肉が急に伸ばされたり、動きに耐えられなくなったりして筋肉が損傷して起こります。繰り返してしまうことも多いため、柔軟性と筋力、ランニングフォームなども改善していくことが必要となります。

  • 足関節靭帯損傷

    一番多い怪我と言っても良いでしょう。
    足関節を捻って、周囲の靭帯が断裂してしまいます。保存治療で治らない時は手術を行う場合もあります。柿谷 曜一朗選手が手術を受けて復帰しています。

  • 膝前十字靭帯断裂

    ストップ動作やジャンプの着地動作にて、膝が内側に入って捻ってしまうことで受傷することが多いです。
    復帰のためには一般的には靭帯を再建する手術が必要となり、段階的にリハビリを進めていくことが重要となります。

  • Jones骨折
    (第5中足骨疲労骨折)

    要因はさまざまありますが、動作の中で足部の小趾側に繰り返し負担がかかることで発生します。
    活動も香川真司選手、小野伸二選手など多くのプロサッカー選手が受傷し、予防の検診活動も行われています。

  • 半月板損傷

    半月板は膝関節の間にあるクッション材で、ターン動作など体重がかかりながら膝を捻る動きで損傷する場合が多いです。
    損傷の部位や程度によっては手術が必要になってしまうこともあります。

FLOW

治療の流れ

STEP1

診察

医師が担当

医師が、身体の状態や症状などを診察します。

身体所見

STEP2

診断

医師が担当

身体所見にもとづき、必要に応じて「レントゲン」「MRI」「エコー検査」などを行い総合的に診断します。
その結果に基づき治療方針を考えていきます。

レントゲン検査

エコー検査

MRI検査

STEP3

評価

理学療法士が担当

患部である関節や筋肉の状態把握、全身から患部にかかる負荷や患部から全身に与える影響などを評価し、回復の段階や本人のスケジュールに合わせて治療プログラムを立案します。

身体機能評価

動作評価

STEP4

リハビリテーション

理学療法士が担当

「身体機能評価」や「動作評価」を確認後、各患者様のメニューを計画し、リハビリを開始します。

怪我の状態に合わせた競技復帰までの流れ

物理療法

超音波/低周波治療器や拡散型衝撃波(マスターパルス)を痛みを改善させ、傷ついた組織の再生を促します。

徒手療法

関節の可動性、筋は腱の柔軟性や滑走性を改善させ動きやすい身体へと整えていきます。

機能エクササイズ

インナーとアウター、動作する筋と邪魔する筋のバランスを改善させ適切な運動パターンを学習していきます。

スポーツ動作エクササイズ

サッカー動作に繋がる基本的な動きをチェックしながら、安定し効率的な動きつくりを行っていきます。

サッカートレーニング

怪我の状態に合わせてランニング、ステップ、ジャンプ、キック動作を確認しながら競技復帰のための負荷を与えていきます。

STEP5

サポート・フォローアップ

理学療法士が担当

再発予防とパフォーマンスアップのサポート

再発予防エクササイズ指導

再発予防のため復帰後も傷んだ組織や、怪我の原因となった動作を強化・修正していくエクササイズを指導していきます。

負荷量アドバイス

復帰に向けて急に負荷を上げてしまうと再発や他の怪我のリスクが高まります。そのため怪我の種類や部位に合わせて段階的な復帰の負荷量をアドバイスします。

テーピング

必要に応じて怪我部位の保護や動作修正の目的でテーピングを行い、セルフでも巻けるように指導していきます。

インボディ

長期期間プレーできない怪我の場合は体組成をコントロールしていくことも重要となります。定期的に筋肉量や体脂肪を確認しながらスムーズな復帰をサポートします。

サッカー検診

チーム単位でサッカーに多い怪我のチェックや予防の講義やエクササイズ指導を行います。

連携体制

チーム単位でご希望があれば、選手の怪我や状態について情報共有やご相談に応じます。

PROFILE

スタッフ紹介

服部 和彦(はっとり かずひこ)

資格・所属学会等
  • 理学療法士(スポーツ認定)
  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
  • 日本サッカー協会公認C級コーチ
  • 福島県サッカー協会医事委員
  • 日本スポーツ外傷・障害予防協会理事
  • 臨床スポーツ医学学会
  • 日本整形外科スポーツ医学会
職歴
  • 総合南東北病院(2007~2008年、2015~2016年)
  • 南東北春日リハビリテーション病院(2009~2014年)
  • いわきFCフィジオセラピスト(2017~2022年)
  • 常磐病院スポーツ整形外科外来(2017~2022年)
  • やまぐち整形外科クリニック(2023年~)
  • 福島県立医科大学保健科学部理学療法学科非常勤講師(2023年~)
  • 県内ジュニアユース・高校サッカーチームサポート(2005年~)
INFORMATION

診療案内

〒963-0725 郡山市田村町金屋字マセロ5-1
 
9:00 – 12:00 ×
14:30 – 18:30 × × ×

※祝祭日は休診日です。

ご利用案内

診察を受けて頂き、医師の指示のもと、理学療法を実施します。
理学療法も予約制となっていますので、当日予約枠がなければ後日になる可能性もありますのでご了承下さい。

初診の方へ

保険証をお持ちになって下さい。特に予約は必要ありません。
まずは医師の診察を受けて頂きます。